内容説明
わたしたちが暮らす日本の民主主義をとことんやさしく解説!大人もしっかり読んで知って考えて。
目次
第1章 民主主義って何?(民主主義って何?;やりたい放題やっていいの?;話し合いはどうやってするの? ほか)
第2章 日本の政治の民主主義(選挙はいつどんなときにするの?だれでも立候補できる?;地方自治ってなんだろう?;国の政治って何? ほか)
第3章 日本の民主主義の課題とこれから(日本で働く外国人には選挙権がなくてもいいの?;税金って何?;税金の使い道の一つ「社会保障」って何? ほか)
著者等紹介
五野井郁夫[ゴノイイクオ]
政治学者・国際政治学者。高千穂大学経営学部教授。東京都出身。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、立教大学法学部助教を経て、2016年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とよぽん
52
「10歳から」という言葉から、どんな風に説いているのだろうと思って。今の日本の政治がどんな原点(建前)をもって行われているか、分かりやすく書いてある。五野井郁夫さんという政治学者の方が監修され、見開きで一つの項目がざっと説明されている。イラストも理解を助けるだろう。総ルビだが、如何せん用語とか言い回しは10歳には難しいかも。「おわりに」で、五野井先生の民主主義に対する熱い思いが強く語られていた。この国の未来を、若い皆さんに託します、と。2021/09/20
なま
8
★4 政治制度の1つ民主主義の基本本。【民主主義】は国民が主権を持つ考え方。多数決決定事項も少数意見や反対意見に耳を傾け差別、不公平なく誰も置いていかない。ルール保持は大切だが社会の状態で変更や新規作成も大切。【社会主義(国民全員が平等の為、田畑や道具を国が管理し利益は全員分配)】は政治と経済制度を表し対義語は【資本主義(人を雇い者を製造し売買)】。1980年の日本初の選挙は女性や庶民(未納税者)に選挙権は無く各国で婦人参政運動が起こる。基本的人権は平等権、自由権、社会権、基本的人権を守る為の権利の4つ等2021/12/16
tellme0112
5
ユンソンニョル大統領が厳戒令を出したが、国会を市民が包囲して、警察も排除して国会議員を国会に入れ、国会の決議によって厳戒令解除決した夜に。民主主義ってこれだ!韓国市民の長い長いたたかいの結果がこの日の夜だったね。まだまだたたかいは続くけど。日本だったらどうだったろうか。緊急事態条項が本当に必要か、軍隊は何のために使いたいのか…。花の種を植えて終わりではなく育てることが大切、という例えがすてきだと思いました。2024/12/04
ピンクのヤドン@どわすれ
1
☆3
たくさん
0
絵がちょっとラフすぎて文章が堅苦しすぎてバランスが私は気になった。軽い感じで読むには文章短すぎて想像しがたい断言がされてて、読み手にある程度の理解力が求められる。10歳でも読めるけど、字が読めるだけで内容は理解できるつくりになってるかというと疑問。堅苦しさはこういう風に作っても満載な本だと思います。 2021/08/22
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- 和書
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