出版社内容情報
旧約聖書に登場する人物約300人をキャラクター化し、わかりやすく紹介する図鑑。
一人物あたりの解説を、想像図と名前、人となりやエピソード
といったシンプルな構成でまとめ、それらを時系列に並べて紹介。
人物に焦点を当てることで、複雑な聖書の世界観をわかりやすく追うことができます。
聖書入門としても親しめるほか、あらゆる芸術、娯楽ネタ元でもある彼らを知ることで、
小説、戯曲、漫画、ゲームなどがこれまで以上に味わい深いものに!?
内容説明
エサウ、セト、デボラ、マナセ、ラブ・シャケ…総勢276人。教養の源『聖書』を人物からゆる~く、わかりやすく。神と人々の壮大なヒストリーを主要人物のプロフィールからサクッと読み解く入門書。
目次
モーセ五書(創世記;出エジプト記 ほか)
歴史書(ヨシュア記;士師記 ほか)
知恵文学(ヨブ記)
預言書(イザヤ書;エレミヤ書 ほか)
著者等紹介
山我哲雄[ヤマガテツオ]
1951年生まれ。専攻:旧約聖書学、古代イスラエル史学、宗教学。早稲田大学第一文学部人文学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻満期退学。ミュンヘン大学にて研修。北星学園大学教授、北星学園大学大学院文学研究科教授を兼務。日本宗教学会評議員、日本キリスト教学会理事、日本旧約学会会長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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にゃーごん
4
方舟のノアや十戒のモーセ(モーゼだと思ってた)はアダムとエバ(こっちも昔はイブって呼ばれてたような)の子孫だったのね。現代の感覚で読んでいくと、誰も彼もなかなかの曲者ですね。この一冊で旧約聖書の内容を把握するのは難しいけど、なんせ登場人物が多いから、聖書の傍らにあると役立つこともありそう。それよりも、子供のときに歌っていた謎の歌「アブラハムの子」のアブラハムもこの家系ではないかと気付き、調べたところ、なんで一人はノッポで後はチビなのかという謎も何となく解けたことが収穫だっかな。2022/02/12
azu3
1
旧約に登場する人たちを知るには、入り口として良いのでは。有名人だけでなく、初めて聞く名前も多く登場。前半の人物ごとのジェノグラムも親切。2022/03/07
Yoshika Komatsu
0
◼️図書館本 ◼️人物多すぎて、こんがらがるが、家系図や簡易的な年表、地図で、どうにか整理できる。 ◼️イスラエル・ユダヤ人の歴史は、内ゲバ、親族間の争いだらけ。信仰→堕落→天罰(手痛いしっぺ返し)→信仰(悔い改め)の繰り返し。 ◼️ヨシュア記以降の、領土侵略を神の思召しと謳い、掠奪も虐殺も正当化する ◼️パレスチナ問題、ガザの虐殺と、旧約聖書の時代から本質が変わってないな。2025/05/08
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