目次
1 お話ということば(広まるお話;ストーリーテリングということば ほか)
2 お話とは(いろいろなお話;文学としてのお話 ほか)
3 お話のよさ(子どもはお話を聞くか;子どもにお話は必要か ほか)
4 図書館でのお話(お話が子どもの中に育てる力;お話は読書の素地をつくる ほか)
5 語り手を志す人に(たのしみから出発する;よい語り手になるために ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
20
おはなしを語る時に、どうしても楽しいより緊張が勝ってしまうし、覚えることに必死で物語の情景や登場人物のイメージが浮かばないまま語ってしまうので、もっと読みこんで自分の中でイメージを作り上げていかないとな。2018/05/27
頼ちゃん
6
お話のよさはわかっていたが、読み聞かせとどう違うのか、読み聞かせではいけないのか、その辺がいま1つわからなかったので参考になりました。2016/08/02
小説大好き
3
著者のキャリアや日本の図書館に与えた影響を鑑みると、注目ポイントだらけの内容でした。まずは彼女自身多分に西洋的(アメリカ的)な発想に根ざしていること。とりわけ子どもを画一的で未成熟な存在とみなしている点は、リリアン・スミスと似通っており、断定はできませんがもしかして影響があったのかなと邪推しました。また、語りという行為をシニフィアン、語る内容をシニフィエと考えた時、両者を同化させることを理想としている点も特徴だと思います。記号論の用語は出てこなかったですが、本著執筆時点の著者が知らなかったとは考えにくく。2025/10/24
ひつじ
3
語りをやるので入門にと思って読んだ 手引書としての内容以外に思うところが色々あって正直言ってうんざりしたまであるんだけど、「お話を聞くこと、語ることをたのしいと思うこと」が語り手の条件らしいのでその最低ラインはとりあえずクリアかなと思った あとはおれの努力次第ってところかな2025/04/18
てぃうり
2
何度も何度も読み返している。事あるごとに。2019/03/10




