内容説明
てんかん治療の実際について薬理学の最近の知見を盛った解説書が必要と思われる。そのような解説書は臨床薬理学の基本原則を詳しく述べながらも、しかも多忙な臨床医に十分理解できるものでありたい。また、ヒトにおける抗てんかん薬の化学および薬理学の新成績を述べ、かつ薬理学上の所見とてんかんの分類との関連を見つめながら、てんかん治療を検討したものでありたい。本書はこのような意図のもとに書かれた。
目次
第1部 基本原則(てんかん治療の決定;臨床薬理学の原則;体液中の抗てんかん薬濃度の測定 ほか)
第2部 各抗てんかん薬の薬理学(Hydantoin系薬物;Carbamazepine;バルビツール酸系薬物 ほか)
第3部 抗てんかん薬使用の実際(てんかんの分類;全般てんかん―欠神発作;全般発作―ミオクロニー発作 ほか)
-
- 電子書籍
- 小野大輔 もす。2