トランプ・リスク―米国第一主義と地球温暖化

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784885554834
  • NDC分類 519.1
  • Cコード C0031

内容説明

アメリカ・ファーストカードの衝撃。「パリ協定離脱」を巡る政権の内幕。

目次

第1章 パリ協定とは何か
第2章 トランプ陣営と共和党の選挙公約
第3章 トランプ政権のエネルギー・環境関連主要人事
第4章 トランプ政権発足後のエネルギー・環境政策の動き
第5章 パリ協定離脱・残留を巡る綱引き
第6章 トランプ大統領のパリ協定離脱表明とその波紋
第7章 トランプ政権の下で米国のエネルギーセクターはどうなるのか
第8章 トランプ政権が国際的な地球温暖化防止努力に及ぼす影響
第9章 日本はどう対応すべきなのか

著者等紹介

有馬純[アリマジュン]
1959年生まれ。1982年、東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。2002年に国際エネルギー機関(IEA)国別審査課長、2006年に資源エネルギー庁国際課長、2007年に国際交渉担当参事官、2008年に大臣官房地球環境担当審議官、2011年に日本貿易振興機構(ジェトロ)ロンドン事務所長兼経済産業省地球環境問題特別調査員を経て、2015年8月より東京大学公共政策大学院教授、現職。国際大学客員教授、21世紀政策研究所研究主幹、アジア太平洋研究所上席研究員、経済産業研究所コンサルティングフェロー、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)シニアポリシーフェローも兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

31
トランプ・リスク――米国第一主義と地球温暖化。有馬純先生の著書。地球温暖化問題、環境問題は世界各国が協力して向き合わなくては決して解決しない。トランプ大統領による米国第一主義の政治のように、各国の政治家が自国第一主義の政治をしてしまうと、地球は破滅に向かってしまいます。日本は日本第一主義の政治をするのではなく、率先して環境大国・環境優先国家としてのお手本をトランプ大統領や世界に見せてほしい。2018/10/10

香菜子(かなこ・Kanako)

8
トランプ・リスク。有馬純先生の著書。米国第一主義を掲げたトランプ大統領率いるアメリカがパリ協定を離脱したことは世界に衝撃を与えた。アメリカの環境政策、地球温暖化対策は今後どうなるのか、パリ協定はどうなるのか、地球環境問題や地球温暖化対策はどうなるのか、わかりやすくまとめられています。2018/01/09

ゆきまさくん

1
地球温暖化交渉に長い間携わってこられた有馬純先生の書。パリ協定は何かからはじまって、アメリカがなぜパリ協定を離脱宣言をするに至ったかが綴られている。 一言でいえば、大統領選挙における共和党のトランプの選挙公約によるものであるが、協定離脱を表明した後の各国の反応、アメリカの今後のエネルギー政策はどうなるのか。各国はどう対応していくのか。そして日本はどう対処していくべきか。 協定の正式な離脱の前に、次の大統領選挙も控えていることから、地球温暖化問題政策がどちらにふれていくのか注目されるところ。2019/05/06

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