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エネルギーフォーラム新書
なぜ再処理するのか?―原子燃料サイクルの意義と技術の全貌

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784885554339
  • NDC分類 539.48
  • Cコード C0230

内容説明

日本はなぜ原子燃料サイクルをやるのか?その意義は?その恩恵は?

目次

第1章 核分裂の発見から平和利用までの国際的な動き
第2章 日本はいかにして再処理技術を獲得できたのか?
第3章 六ヶ所再処理工場の建設
第4章 再処理事業の意義
第5章 ガラス固化体は安全に地層処分できる
第6章 原子燃料サイクルを支える技術分野
第7章 再処理技術開発の歴史と英仏の再処理工場

著者等紹介

大和愛司[ヤマトアイジ]
昭和19年2月1日生まれ。昭和43年新潟大学工学研究科修士課程修了(工学修士)、昭和62年理学博士(筑波大学)。昭和43年動力炉・核燃料開発事業団入団。東海事業所放射線管理第二課長、安全部次長、環境技術開発推進本部副本部長を経て企画部長、プロジェクト参事。核燃料サイクル開発機構理事、日本原燃顧問、常務取締役濃縮事業部長埋設事業部担任(開発設計)、代表取締役副社長再処理事業部特命担当、業務全般、安全担当、地域交流担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

41
2014年刊。2020年に北海道の町村が核の最終処分場に応募したことを受けて一読。核燃料サイクルの当事者が著した技術の入門書で、歴史を紐解きながら再処理の意義や安全性を解説するものの、全体に難解。一方、六ヶ所村の再処理工場がトラブルを重ねていること、核燃料サイクルに巨額の費用が投じられていることには言及なし。また、最終処分場の選定過程を公募制にして失敗したのは社会学者のせい、日本学術会議が地層処分に疑義を呈したレポートは素人の作文と断じる恨み節が時折漏れるなど、業界の機関誌のような構成となっています。2020/10/22

ゆきまさくん

1
専門家のため、技術的な話も多く、理解しづらい個所もあったが、全体的に丁寧に説明され、わかりやすくしょうという姿勢が伝わった。 研究者の思い入れが感じられた。2018/07/23

yuno

1
動燃(現JAEA)や日本原燃で技術を担当してきた人の本。核燃料サイクルから放射性廃棄物の処分まで、必要性やコンセプトだけでなく、周辺技術まで解説があったので、とても勉強になった。基本的には、研究者らしい客観的な書き方なのだけど、たまに当事者としての主観のようなものが入るのが、事故後に書かれたものとしては、玉に瑕か。2017/11/11

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