内容説明
学校で、商店街で、マンションで、野球場で…わたしが体験した奇怪な出来事をつづる。あなたの町にも、きっとある。こんな怖い話、妖しい話。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞を受賞
森田みちよ[モリタミチヨ]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…
93
84/100点 ちょっと怖くて不思議な話が9話収められた連作短編集。斉藤さんらしい身の周りに起こりそうな話が連鎖して不思議感が膨らんで行きました。やっぱりこの作者のこういうちょっと怖くて不思議な話は大好きですね。「桜坂」3作と一番怖かった「のぞきレンズ」が気にいりました。ただ一話一話が短すぎるところだけが不満ですね2019/03/20
はる
56
日常のとなりの不思議で怖い話。淡々とした語り口。全然児童書ではないですね。どのはなしもはっきりとさせず、あやふやな不安感が残る怖さ。タイトルのイメージとは少し違う印象です。先が気になってあっという間に読了。文章は巧みで面白いのですが、児童書としてはどうなんだろう。2016/04/13
かおりんご
41
再読。学徒兵の話が切ない。前に読んだのに、内容を忘れていました。キャッチーなタイトルなのに、印象に残らなかったらしいです。2014/12/25
ミーコ
36
図書館の夏休み特集机の上から選んだ1冊。斉藤洋さんの本は好きなので 借りた日に読了しました。これは児童書と言うより大人向けかも?¿ 「イチョウの木の祟り」は学徒出陣の学生の想いが切なかったです😭 「桜坂」の2度すれ違う女の人っていったい何❓ 見てしまっただけで 体調崩すって怖いんですけど・・・💧「のぞきレンズ」はゾワゾワしました。幾ら格安でも住みたくない👻 夏にもってこいの1冊でした。2018/08/03
あやっぴ
32
児童書のようですが、巷でリアルにあるような話もあり、途中ゾクゾクしながら読んでました。連作短編で読みやすかったです。そういえば中学の頃、友達とこっくりさんをしてたら担任の男性教諭に「そんな事するんじゃない!」とすごい剣幕で怒られたのを思い出しました。2020/07/28
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- 和書
- まだ恋は始まらない