エネルギーフォーラム新書
電力改革論と真の国益

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  • サイズ 新書判/ページ数 283p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784885554087
  • NDC分類 540.921
  • Cコード C0230

目次

電力需給逼迫時の発送電分離論は不適切
大震災と電力需給
電気の特性、商品の特徴とその実情認識
総括原価方式なくして電気事業は成り立たない
電気事業の歴史とそこから学ぶ電気事業制度
電力の自由化
諸外国の自由化の課題
原子力発電と核エネルギー
放射能汚染の影響
国防とエネルギー安全保障
メディアの役割と読者・視聴者の責任
再生可能エネルギー・分散電源の活用
スマートグリッドの概観とスマートコミュニティの課題
電力会社の問題点と歩むべき道
電力システム改革タスクフォース「論点整理」
今日本にとって大切なものは何か、そして何をすべきか

著者等紹介

井上雅晴[イノウエマサハル]
1942年11月東京生まれ。1965年3月慶応義塾大学工学部電気工学科卒業。4月三菱商事(株)入社。1988年3月Diamond Energy,Inc.初代社長。米国で初めてのIPP開発・発電事業運営。1994年4月三菱商事(株)電力事業開発部長。9月電力基本問題検討小委員会WG委員。2000年3月ダイヤモンド・パワー(株)初代社長。8月日本で第1号の電力小売りに成功。2004年3月電気事業分科会制度・措置検討小委員会参考人。7月(株)ファーストエスコ電力ビジネス事業部長。2009年4月(株)F‐Power顧問。2012年4月同退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

O. M.

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発送配電、国内海外、電力の現在についての幅広いイシューがコンパクトに整理されており、これ一冊で現状課題が分かる、といった内容の本です。著者は、日本で言う新電力事業者として国内外豊富な実績を持った方で、ぱっと出ではない事業者観点としての視点には、聞くべき点が多々あります。全体に保守的な意見が多いですが、技術的に冷静な見方だと思います。個人的には、電力改革という美名の元に、思いつきで、いかに無駄な労力・税金が投入され続けているか、という視点が重要だと感じました。2014/02/15

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