内容説明
カメラはもとより、精密機器や産業機器、自動車からホームセキュリティまで、レンズはあらゆるシーンに登場する。エジプトの遺跡からもレンズらしきものが発見されるなど、人類は紀元前からレンズを使ってきた。1839年ダゲールの写真術発明により写真用レンズが急速に発達し、多くの先人たちが優れたレンズを設計してきた。その技術をたどり、レンズ設計の極意に迫る。
目次
概説
一群構成のレンズ
初期の二群対称型レンズ
TripletとTessar
ErnostarとSonnar
Gaussタイプ
Gauss発展形
Gauss省略タイプ
対称型広角レンズ
レトロフォーカスタイプ
望遠レンズ
折衷型
フォーカシング
ズームレンズ
アタッチメントレンズ
資料編
著者等紹介
辻定彦[ツジサダヒコ]
1967年京都大学理学部物理学科を卒業後、キヤノンカメラ(株)(現キヤノン株式会社)に入社。色分解光学系、一眼レフ用交換レンズ、中級機用標準レンズ、8ミリシネ用ズームレンズ、ビデオ用ズームレンズ等の設計を担当。イメージング研究所、オプティクス技術研究所の研究部長を経て採用センターで技術系定期採用を担当し、定年後人材開発センターへ異動。中堅設計者3名を半年教育する光学設計講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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