内容説明
物理でもなく、化学でもない、その両方の目でシリコンを眺めながら全体像を浮かび上がらせるのが本書の目的です。
目次
第1章 シリコンとは何だろうか
第2章 有機と無機の違いは炭素とケイ素の違い
第3章 ケイ素と酸素が作り出す多彩な物質群
第4章 ケイ素が骨格を作る人工化合物
第5章 結晶シリコン―半導体の王様は光らない
第6章 アモルファスシリコン―不規則の有用
第7章 ポーラスシリコン
第8章 0次元のシリコン
第9章 ポリシラン―一次元のシリコン
第10章 分子エレクトロニクスへの発展
著者等紹介
松本信雄[マツモトノブオ]
1970年東京工業大学物理学科卒。1972年東京大学大学院物理学専攻修士課程修了。1972年日本電信電話公社(現NTT)電気通信研究所入社。1978年工学博士。1994年NTT基礎研究所物質科学研究部長。1998年湘南工科大学工学部教授
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