内容説明
本書が分析の対象とする電子情報通信産業は、成長期にあるため変転目まぐるしい産業である。ここで分析した事柄は、なるべく数年間は妥当するであろうものに限ったが、それでもなお、生き物であるビジネスの方は、予期せざる急展開をする可能性がある。とりわけ陳腐化の危険にあるのが、データ類である。収録されたデータは、一部校正時点で追加・修正したものを除き、原則として本稿脱稿時点、すなわち2001年7月末現在のものである。
目次
「電子情報通信産業」の定義
産業の発展と産業分類
電気通信事業(市場と事業者の動向;サービス・料金の動向と利用状況)
インターネット関連事業
放送事業(市場と事業者の動向;サービスと利用状況)
CATV事業・衛生関連事業
情報サービス事業
情報機器保有状況、予算と時間
ディジタル化と産業融合
産業融合に伴う諸問題
ブロードバンド時代へ
著者等紹介
林紘一郎[ハヤシコウイチロウ]
1963年東京大学法学部卒業。同年旧電電公社に入社。1985年の民営化後は、専用サービス推進部長、NTTアメリカ社長などを経て、1996年退社。この間、一橋大学(商学部)、早稲田大学(理工学部)、東京大学(教養学部、経済学部)、などの非常勤講師を歴任。現在は、慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所教授。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター特別研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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