行為論からみる社会学―危機の時代への問いかけ

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771033559
  • NDC分類 361
  • Cコード C3036

内容説明

いまこそ行為論を問い直す。行為論の社会学的起源をたどるとともに、危機の時代における「行為論のフロンティア」を切り拓く。

目次

序論 危機と社会的行為論―社会理論における社会的行為論の位置とその今日的意義
第1部 社会的行為論の展開(ヴェーバー「理解社会学」の基礎構造;社会現象学序説―生活世界の構造と言語の問題)
第2部 行為論の理論系譜(危機と“忘れられた行為者”―シュッツ・パーソンズ問題を問い直す;社会的行為論の構造―理論と社会の相対化;ゴッフマン理論とガーフィンケルのエスノメソドロジー―相対的理解をめざして)
第3部 社会の危機と死の行為論―行為論のフロンティアをめざして1(“死”の行為論―人称的世界において“死”はどのように現象するのか;社会的世界の時間的構成―喪のある景色)
第4部 国家としての行為論―行為論のフロンティアをめざして2(行為論から見た国家―ヴェーバー『社会学の根本概念』から国家を考える;相互行為論と社会学的国家論の交点とその先―琉球/沖縄からの社会学理論的展開へ)

著者等紹介

中村文哉[ナカムラブンヤ]
1963年生まれ。立命館大学大学院社会学研究科応用社会学専攻博士後期課程修了、博士(社会学・立命館大学)。現在、山口県立大学社会福祉学部教授

鈴木健之[スズキタケシ]
1961年生まれ。法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士後期課程修了、博士(社会学・法政大学)。現在、立正大学文学部社会学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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