内容説明
本書では、ICカードの利用動向をはじめ、ICカード技術、標準化の動向などICカード全般について幅広く解説するICカードに関する総合解説書としてまとめたものです。また、NTT情報流通基盤総合研究所が開発した世界最先端のICカードとICカードにマルチアプリケーションを搭載するためのソフトウェアについても紹介しています。
目次
第1章 ICカードの動向(ネットワーキングカードが拓くeコマース社会;ICカードの導入に向けた各業界の動向 ほか)
第2章 ICカードの未来(未来のマルチアプリケーション;21世紀のICカード生活 ほか)
第3章 ICカード情報流通プラットフォームの基本技術(ICカード情報流通プラットフォームのアーキテクチャ;ICカード情報流通プラットフォームの基本概念 ほか)
第4章 具体的なICカードサービス事例(FlexTICket―権利をディジタル化し流通させる新しいメディア;NTT電子マネー ほか)
著者等紹介
伊土誠一[イドセイイチ]
NTT常務理事、情報流通基盤総合研究所長。昭和46年日本電信電話公社入社。主に、コンピュータのオペレーティングシステム、データベース、ソフトウェア工学の研究開発に従事。また、エレクトロニックコマース(EC)、IP系ネットワークの研究開発管理に従事。平成8年ソフトウェア研究所長。11年情報流通プラットフォーム研究所長。13年より現職。昭和44年北海道大学工学部卒業。46年同大学院電子工学専攻修士課程修了。電子情報通信学会、情報処理学会各会員
山本修一郎[ヤマモトシュウイチロウ]
NTT情報流通プラットフォーム研究所主幹研究員。昭和54年日本電信電話公社入社。主に、分散システムアーキテクチャの研究に従事。現在、ICカードサービスアーキテクチャの研究実用化に従事。昭和52年名古屋工業大学工学部情報工学科卒業。54年名古屋大学大学院情報工学専攻修士課程修了。工学博士。電子情報通信学会・情報処理学会・人工知能学会・日本ソフトウェア科学会会員
細田泰弘[ホソダヤスヒロ]
NTTコミュニケーションズソリューション事業部ICビジネス推進室。昭和59年日本電信電話公社入社。主に、LSIのCADシステム、通信LSIの開発に従事後、NTT情報流通プラットフォーム研究所にてICカードのOS/プラットフォームの研究実用化に従事。平成13年より現職でICカードのビジネス化を推進中。昭和57年東京大学工学部計数工学科卒業。59年同大学院計数工学専攻修士課程修了。電子情報通信学会・情報処理学会・計測自動制御学会会員
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