内容説明
脚光を浴びているインターネット。しかし、その技術を利用したコンピュータネットワークは、技術だけでは運用できない。ネットワークを支える技術者たちは、ネットワークが作る“人間社会”の平和と秩序を守るためにさまざまな政治的課題を背負う。わがままなユーザー、機密をばらまくユーザー、無理解な上司、意見の対立…。誰も書けなかったネットワークの内情を、企業内ネットワークの運営を担ってきた著者が赤裸々に書き綴る。
目次
第1章 なぜ“政治学”?
第2章 政治としてのネットワーク管理
第3章 ネットワーク管理体制
第4章 取り仕切りあれこれ
第5章 ネットワーク管理手続き
第6章 電子メールの配送管理
第7章 電子メールトラブル
第8章 電子メールによる人脈
第9章 電子メールとネットニュースの情報セキュリティ
第10章 困った面々
第11章 ネットワークポリシー
第12章 インターネットワーキング
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
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#感想歌 網制御政治と経済協調性文化と技術科学網羅す 索引と略号一覧付けましょう参考文献一覧必須 IMOねっと芋づる結ぶInternet Management Officeかと ps. amazonの2008年の書き込みは以下 ポリシーというと訳がわからなくなる人には、方針と言おう。何のために網を使うのかの方針が見えない。仕事で使ってはいけないのか。当たり前のことが通用しないのが、コンピュータやネットワークの怖いところかもしれない。個人のためにあるのか、組織のためにあるのか、問われるところが政治学なのだ2016/09/01