内容説明
SIONetの発明者がP2P・ユビキタスのコンセプトと原理を解き明かす。
目次
第1編 P2Pの理念(ブローカレスモデル;配信モデル ほか)
第2編 意味情報ネットワーク(SIONetの概要;エンティティ管理機構 ほか)
第3編 SIONet操縦法(機能概要;イベントプレースの操作 ほか)
第4編 P2Pテクノロジーの動向(Gnutella;JXTA ほか)
付録(「SIONet」のインタビュー事例;性能評価式 ほか)
著者等紹介
星合隆成[ホシアイタカシゲ]
1986年NTT通信網第一研究所入所。工学博士(1994年度)。1995年‐1997年ベルコミュニケーション研究所(米国)客員研究員。現在、NTTネットワークサービスシステム研究所主幹研究員。これまで、分散システム、リアルタイムシステム、エージェントシステム、オぺレーティングシステム、オブジェクト指向技術等の研究開発、分散オブジェクト技術に関する国際標準化活動、TRONプロジェクトなどに従事。特に、1998年にブローカレスモデルを提唱して以来、その実現技術であるSIONet(シオネット)を考案。2000年以降は、ブローカレス型ポリシーモデルやコミュニティコラボレーションの実現技術であり、次世代SIONet(インテリジェントSIONet)として位置づけられるCOMNet(コムネット)の研究を推進するとともに、地域コミュニティとP2P技術の融合・活性化のための活動や、P2P・ユビキタスコンピューティングの普及、啓もう活動に深くかかわる。現在、日本大学非常勤講師、電子情報通信学会代議員、電子情報通信学会通信ソサイアティ幹事
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