内容説明
鈍翁・益田孝、耳庵・松永安左エ門とともに小田原三茶人と謳われた幻庵・野崎廣太―その幻庵と四十も歳の離れた菜穂との純愛が、著者のあたたかい筆でいま蘇る。
目次
1 葉雨
2 安閑草舎
3 ちんから風炉
4 引きさき椎茸
5 菜穂女につかわす
著者等紹介
新井恵美子[アライエミコ]
昭和14年、平凡出版(現マガジンハウス)創立者、岩掘喜之助の長女として東京に生まれ、疎開先の小田原で育つ。学習院大学文学部を結婚のため中退。日本ペンクラブ会員。日本文芸家協会会員。平成8年「モンテンルパの夜明け」で潮賞ノンフィクション部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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