内容説明
人生を急がない。この国の昨今のメディアの論調には、タイパ(タイムパフォーマンス、時間効率)という言葉が目立ちます。そして諸調査でも、多くの人が“時間に追われている”と答えています。そんな時代だからこそ急がず、立ち止まり、自分の時間を大切にしたいと思うのです。
目次
第1章 人生を急がない~悠々たる人生を歩きたい
第2章 七十点の人生でいい~完璧を望まないことが、いい人生をつくる
第3章 養生は「文化」だ~無病の時こそ、病を思え
第4章 先人に学ぶ、養生の極意~生き生きとした午後の人生のために
第5章 楽しみの人生は直近にあり~「日々是好日」という至福のために
第6章 豊かな晩節、貧しい晩節~わが人生に悔しなし、と歌いたい
著者等紹介
立元幸治[タチモトコウジ]
1960年九州大学卒業後、NHKに入局。主に教養系番組の制作に携わり、チーフ・プロデューサー、部長、局長、審議委員などを務める。NHK退職後、九州産業大学、東和大学などで「メディア論」や「現代社会論」などの講義と研究に携わり、現在は主に執筆講演活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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