内容説明
今こそ、真の日韓協力の時だ!日韓関係の改善は喜ばしいことだ。しかし、その日韓関係が北朝鮮と戦争するようなことになっては元も子もない。何によりも韓半島の平和を優先すべきだと、本書は訴えている。
目次
序章(韓国と日本の生存戦略には接点がある;米国との同盟にどのように臨むかというもう一つの共通した生存戦略;東アジアと世界平和のための韓日の貢献;韓日両国のもう一つの共通した生存戦略)
大韓民国の生存戦略
第1章 韓国は国家戦略をいかに展開すべきか(韓国を展望する六つの断想;韓国を襲う四つの不安)
第2章 絶えない北朝鮮の核危機と平和のための決断(北朝鮮の核武装;南北関係の進展と挫折;関係諸国のミスと課題;平和のための五つの提言)
第3章 米中競争激化時代、繁栄のための選択(冷戦の終わりと米中競争の始まり;新冷戦の突入と国際秩序;米中競争の領域別展開;繁栄のための五つの提言)
第4章 「ソフト強国」のための新外交(なぜ「ソフト強国」新外交なのか;新外交の目標と基本方針;新外交の戦略;平和と繁栄の外交のための提案)
著者等紹介
李洛淵[イナギョン]
1952年12月、韓国全羅南道霊光郡生まれ。ソウル大学法学部卒業後、東亜日報記者(1979~2000)。この間に日本特派員、国際部長、南北関係および国際問題などを担当。国会議員、全羅南道知事(2014~2017)、国務総理(2017~2020)歴任。2022年6月から約1年間、米国ジョージワシントン大学にて韓半島の平和と米中戦略競争について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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