内容説明
昭和19年5月、ふたりは初めて出会った。その日からふたりの心に激しい恋の炎が燃え上がる。川田順62歳、俊子35歳。当時「老いらくの恋」とジャーナリズムをにぎわせたふたりの恋の軌跡を著者はあたたかい筆でたどる!
目次
1 出逢い
2 相寄る魂
3 老いらくの恋
4 旅立ち
5 国府津にて
6 子ども達
7 辻堂にて
8 川田の晩年、そして死
9 その後の俊子
10 二人が残したもの
著者等紹介
新井恵美子[アライエミコ]
昭和14年、平凡出版(現マガジンハウス)創立者、岩掘喜之助の長女として東京に生まれ、疎開先の小田原で育つ。学習院大学文学部を結婚のため中退。日本ペンクラブ会員。日本文芸家協会会員。平成8年「モンテンルパの夜明け」で潮賞ノンフィクション部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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