内容説明
597年分の経験を凝縮!!未来の編集者たちへ贈る出版・編集界の羅針盤。
目次
第1章 基礎編(編集者の基本;インターネット時代の出版企画;企画・発想の方法;児童書ベストセラー誕生の裏側)
第2章 実践編(女性誌編集の基本;新書編集の基本;漫画編集の基本;児童書編集の基本;ビジュアル本編集の基本;文芸書編集の基本)
第3章 応用編(何をどう書くか;編集者・ライターの法律知識;販売の基礎知識;宣伝の基礎知識;編集者の歴史)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめか*
26
良書。法政大エクステンション・カレッジの編集・ライター講座で、毎回豪華な編集者を呼び開講された講義を文章化したもの。講談社の方ばかりだが、新書、文芸、絵本、児童書、雑誌、漫画など、さまざまな分野の編集者が勢ぞろい。こんな講座があったら絶対行きたい。毎回が楽しそう!経験談を交えながら、学生に向けて大切なことを語ってくれる。「編集者は読者の半歩先を見る。一歩先だと行きすぎ」「売れる本を作るためのキーワード→身近である、短い、新しいまたはユニーク、明るい、ハンディなもので全てがわかる、感動、面白い・ためになる」2016/09/21
ステビア
25
主に講談社の人たちによる講義の書籍化。2022/11/04
1_k
3
うーん、申し訳ないが、気骨のある社会派ライターさん以外は、「ああ、こういう人が編集やってるから出版業界危ないんだな……」としか思えなかった。ものすごく日本的な方法論の上に成り立ってるんですね。某レーベルの惨状にものすごく納得がいった。2012/11/10
ちゃか
1
講座の再編もの。タイトル通り、編集者としての心構えやらなんやら。基本から応用まであって読みやすい。今、出版業界行きたくて勉強しているけど、こういう本を読むとつくづく自分に適性がないんじゃないかと、不安になってきますよねぇ。まぁ、そういった自分と向き合って、進路定めないといけないわけですが。2012/10/31
saku_taka
1
就活前に読んでおくといいのでは。講談社関連の人ばかりなので、偏りがあるかもしれないけど。2011/02/13