内容説明
「論語」研究家として著名な著者が、研究生活を振り返りながら、より親しみやすい「論語」の世界へ導く。
目次
1 『論語』の注釈(山荘の国際交流―「鄭注論語」との出合い;生き生きした孔子―鄭玄の『論語』;『論語』の古注―何晏の『集解』 ほか)
2 論語私解―通説を疑う(孔子は聖人だろうか(子罕篇第6章)
孔子と仕官(子罕篇第13章)
子路は佞者か(先進篇第25章) ほか)
3 論語雑文(楽しみて以て憂いを忘る;人の徒とともに;知るということ)
著者等紹介
金谷治[カナヤオサム]
1920年、三重県に生まれる。東北帝国大学法文学部支那哲学科卒業。旧制弘前高等学校講師、東北大学文学部助教授、教授を経て現在、東北大学名誉教授、追手門学院大学名誉教授。文学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。