内容説明
一人のアングラーが、ふとしたきっかけでリールを集め始める。それはやがて、スピニングリール初源のモデルから戦後の日本の国産品までを網羅するコレクションを形成していく。そして、古今東西のリールが一つの線で結ばれたとき、語られることのなかった歴史ドラマが鮮やかに浮かび上がった。
目次
序論 私のタックルコレクション
第1章 フィッシングリールの誕生と発展
第2章 スピニングリールの誕生と発展
第3章 イギリスのタックルメーカー
第4章 ILLINGWORTHパテントの消滅と大競争時代
第5章 第二次世界大戦後、アメリカにおいての大競争時代
第6章 スピニングリールの世界的流行