内容説明
憎たらしいクマに食糧をぜんぶ食われても、道に迷って3日間ヤブを漕ぎ続けても、崇高なアルピニストから卑しいイワナ釣り師に落ちぶれても、山は楽しい。
目次
品川音頭がこだまする白神の夏。
私の山岳グラフティ。
ビバ!ヨセミテのシンプル・ライフ。
世界一のエル・キャピタンを、世界一のんびりと登る。
なぜか、ヨセミテから南アルプスへ。
わっ!ボルト人が来た。
迷える子羊のイワナ釣り。
雨が降ったら、お酒を呑みましょう。
春爛漫、酔眼川柳紀行なのだ。
四〇歳の新人オジサンと、黒部の源流を目指す。
津軽白神林道乞食の夏休み。
底なしのヘドロガスプクプク沢を行く。
焚き火の横でヤラセサバの妄想にふける。
釣りバカ日誌の父にアートギャグを披露する。
サムとピートに捧げる、ゾロアスター短歌紀行。
黒田薫の毒舌山ヤ相談室。
著者等紹介
黒田薫[クロダカオル]
1952年神奈川県横浜市に生まれる。1歳から小学校3年まで大阪で育ち、コテコテの関西弁のまま上京。中2で体験した丹沢の沢登りが引き金になり、山を始める。毎週のように丹沢の沢登りに通ううちに東京弁も上達する。高校入学と同時に栄光山岳会に入会。岩登りや冬山を始める。谷川岳、北岳、穂高、剣岳、富士山等に通う。1973年アラスカ~レーニア山(シアトル)~ヨセミテ渓谷と旅をし、氷河の山や花崗岩の岩壁を登る。帰国後「同人・ヨセミテチーム」を結成。1975年5月から10月までの半年間合衆国に渡りヨセミテ渓谷であちこち登る。夏の暑い期間は2ヵ月かけて48州制覇バスの旅を敢行する(アラスカ州とハワイ州は一昨年すませているので祝全米50州制覇達成)。1977年伊豆大島を自転車で一周。ヨセミテ渓谷のエルキャピタン・トリプルダイレクトやセンチネルロックを、モラルを捨て手段を選ばず登攀(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 憲法の土壌を培養する