内容説明
ヤマメの目になって水中を見たとき、雲の動きや季節ごとに移り変わる木々の変化までが見えてきて、渓流は森の一部であり、地球の一部であることが、肌で感じられた。それは、渓流魚が森の動物の仲間であり、我々地球の生き物たちの仲間であるという愛おしさや親近感さえ抱かせてくれた。
目次
日光の森と魚たち(宇宙人―ライズするヤマメ1;ヤモメの話―ライズするヤマメ2 ほか)
夢のフィッシュ・ウオッチング(弁天島の怪)
3つの森の紹介(宗谷・知床・日光の森)
北海道の森と魚たち(ジルバは踊れない―産卵期のイトウ1;マエストロ―北国の妖精、オショロコマ ほか)
魚名の地名を訪ねる
著者等紹介
知来要[チライヨウ]
1956年埼玉県幸手市生まれ、幸手市在住。デイリースポーツ、サンケイスポーツ新聞社を経て現在ベースボールマガジン社勤務。主にプロ野球の写真を撮影、ベースボールカードを制作している。1993年、1998年(銀座富士フォトサロン)、1999年(札幌富士フォトサロン)渓流魚を中心とした写真展を開催。2004年11月には『FlyFisher』誌の連載「さかな万華鏡」の写真展を銀座富士フォトサロンで開催
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。