つり人ノベルズ<br> 回想のフライフィッシャー

つり人ノベルズ
回想のフライフィッシャー

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784885362552
  • NDC分類 787.1
  • Cコード C0295

内容説明

かつて仲間として、またプロとして接してきた西洋の若いフライフィッシャーたちの回想を中心に、彼らの生活にじかに触れ、そこから自然と魚たちへの愛情をくみとった好エッセイ。

目次

ジャック・デニス―ロイヤルハンピーの生みの親、文字盤キャストの幻想からの脱却を力説
チャールズ・ファーマー―自分の釣りをするクリエイティブ・フィッシングそれを実践していた男
ジム・キンカー―子どもたちにフライフィッシングを授業の中で教えている教師
ディック・アレン―思うにまかせぬリバー・フロートで一尾でも多くの魚を釣らせようとするプロ
ジム・ヴァンローン―ジョギング発祥の地・ノースアンプカではポイズン・オークに気をつけること
ダグ・スウィッシャー―背中をまるめたお得意の姿勢から25メートルをひと振りで引き出す男
ビル・バークランド―スチールヘッドのフッタテを求めてバビーン湖畔のスミザース・ランディングを訪れる
フランク・アマトとヘンリー・ホフマン―ポートランド『STS』の編集人とスーパーグリズリーの生みの親
ロイド・プライス―ヨセミテの有名クライマーでありながらハンググライダーやフライに熱中している男
シェリダン・アンダーソン―クラマスのバラックでバーボンをあおりホンキートンクを聞いていたアメリカのマス釣り〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takeapple

12
またまた読んじゃったよ。フライフィッシングは、イギリスの伝統で生まれたのだろうけれど、芦澤さんのフライフィッシングは、アメリカ西海岸の60年代カウンターカルチャーの影響が強いのだろうなあ。ここで取り上げられている人でも、そういうタイプの人の時は、熱い語りになっている気がするなあ。初版本が出てから半世紀近く経って、鬼籍に入られた方も多いだろう。芦澤さん自身がそうだもんなあ。いつかアメリカにも行ってみたいものだ。2021/04/19

takeapple

5
『西洋毛鉤鱒釣師譚』の改題、再編集したものである。『西洋・・・』は、ずっと昔、まだ小学生だった頃、兄の本棚で見かけたことがある。13歳上の兄は当時カウンターカルチャーに関心があったのだろう。釣なんかやらなかったのに読んでいたんだなあ。ずっと探していたのだが、つり人ノベルとして再刊されたので読んでみたが、フライフィッシングが、カウンターカルチャーの1つだということがよくわかる。ここに出てくる人たちが今現在どうなっているのかも知りたいものだ。2010/09/23

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