内容説明
渓流釣りひとすじに歩みつづけ、日本渓流釣連盟副会長、東京渓流釣人倶楽部創設者として知られる著者が、自分が生まれ、育った北国の渓流釣りについて、折り折りに書きとどめた数多くの著作の中から、前著「月山慕情」につづいて、自選して編んだ渓流釣りの随筆集である。
目次
熊にくれてやったイワナ
「熊にくれてやったイワナ」余話
ヒメマスのなげきも青し
わが渓流元年
道南・知内川をゆく
郷愁の常路川
下北半島の旅情
五戸川のキリスト
再び早池峯山麓へ
月蝕の米代川〔ほか〕
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- 和書
- 女の背ぼね 文春文庫