出版社内容情報
好み、夫婦関係、母親、男、老い――女の人生、元気にスジを通して生きるための心構えを爽快な愛子節で説く、傑作エッセイ集。
女の人生に必要な心構え34章
好み、夫婦関係、母親、男、老い――女の人生、元気にスジを通して生きるための心構えを爽快な愛子節で説く、傑作エッセイ集。
内容説明
どうも女は目的を立てるとムキになる。ムキになると完璧さを求め、余裕をなくす。もしも私が男だったら「適当に賢く、適当に抜けていて、いざという時に気丈に頑張る妻」が理想である―男女の役割も人生の目的も曖昧なこの時代、女が人間的魅力を湛えて気持ち良く生きるための名言が満載!笑って元気になる爽快エッセイ集。
目次
1章 幸福についての“女の背ぼね”40~70代―苦労は必ずしも不幸ではない
2章 私好みの“女の背ぼね”50~70代―適当に賢く、適当にヌケている
3章 夫婦関係の“女の背ぼね”40~60代―慢性の病気を克服していくように
4章 親としての“女の背ぼね”40~60代―女と母は強くあれ
5章 男性に対する“女の背ぼね”50~60代―これが男というもの
6章 老いを生きる“女の背ぼね”50~70代―いつ死んでも未練はない
著者等紹介
佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12年大阪生まれ。甲南高女卒業。戦後、「文芸首都」の同人となり、小説を書き始める。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始め、佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により、平成12年第48回菊池寛賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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