内容説明
平安時代の闇を切り裂き、恐るべき呪術の力をあやつる陰陽の道を極めた男がいた。その名を安倍晴明！！その人物の秘力と謎を徹底的に解明した待望の本。
目次
第１章 伝説の中の晴明（安倍晴明―虚像と実像；晴明をめぐる人々 ほか）
第２章 史実の中の晴明（私人としての晴明；官人としての晴明 ほか）
第３章 平安京の怨霊たち（魑魅魍魎の都・平安京；皇位をめぐる陰謀 ほか）
第４章 陰陽道入門（歴史篇；知識篇）
感想・レビュー
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ぽんぽこ
2
安倍晴明にまつわる伝説から史実の安倍晴明について、そして陰陽師の基礎知識の書かれた本。明らかに眉唾的な装丁とは裏腹に、真面目な考察や解説だったのでむしろ驚きました。六壬式盤の使い方まで書いてあるのにはびっくりしました。陰陽師にまつわる創作をされている方は一読しておいて損は無いかと思います。私は夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズの大ファンなので、その物語を深く知れたことで大きな収穫でした。とても面白く読めました。2022/01/06
