内容説明
昭和38年に制定された中小企業基本法が、20世紀後半にその大任を果たし、平成11年12月に新たな中小企業基本法に大改正されました。これをうけて、中小企業指導法は中小企業支援法へと改正され、中小企業診断士制度も大きく改正されました。その結果、従来,8科目800点であった1次試験が、8科目1,000点満点となり、その内容は大きく入れ代わり、範囲も大幅に拡大されました。本書は、その点に着目し、まさに21世紀に求められる中小企業診断士としての知識素養を重点的、効果的、効率的に身につけることができるよう、作成致しました。
目次
第1章 経済学・経済政策(マクロ経済学;ミクロ経済学)
第2章 財務・会計(総論;財務諸表;経営分析 ほか)
第3章 企業経営理論(経営戦略論;組織論;マーケティング論)
第4章 運営管理(生産管理;店舗・販売管理)
著者等紹介
岩渕喜久男[イワフチキクオ]
経営戦略研究所(株)所長、中小企業診断士、産業カウンセラー、中小企業大学校講師。学習院大学経済学部。主な著書に『まるごと工場コストダウン事典』(共著、日刊工業新聞社)。『企業のための経済予測』(バトラー/カーヴィッシ編、共訳、日本経済研究センター)。『マネジリアルエコノミックス』(チャールズ・ストークス著、共訳、産業能率大出版)
諏佐道太郎[スサミチタロウ]
中小企業診断士、経営コンサルタント。陸軍士官学校。主な著書に『生産管理実務便覧』(共著、通産資料調査会)。『業種別貸出審査事典』(共著、きんざい)
高島利尚[タカシマトシナオ]
経営コンサルタント、中小企業診断士、情報処理技術者(システム監査、特種)、ITSSPコーディネータ。電気通信大学。主な著書に『ITソリューション』(編著、同友館)。『未来型オフィス構想』(編著、同友館)。『経営革新と情報リテラシ』(共著、日科技連)
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