内容説明
本書は欧米の言語理論・言語運動の動向も視野に入れながら、日本独自の子ども観・生活観をつくりあげてきた生活綴方の思想と方法を考察し、生活と言語活動の連関の問い直しと作品例の分析を通して、「表現する」ということの主体にとっての意味構造と認識形成のすじみちを究明する。
目次
第1章 子どもの生活世界と言語能力
第2章 「情報化」社会・「国際化」時代の表現力の重視とはなにか
第3章 ホール・ランゲージと生活綴方の交流
第4章 生活綴方における生活と表現
第5章 自己表現力と認識の形成
本書は欧米の言語理論・言語運動の動向も視野に入れながら、日本独自の子ども観・生活観をつくりあげてきた生活綴方の思想と方法を考察し、生活と言語活動の連関の問い直しと作品例の分析を通して、「表現する」ということの主体にとっての意味構造と認識形成のすじみちを究明する。
第1章 子どもの生活世界と言語能力
第2章 「情報化」社会・「国際化」時代の表現力の重視とはなにか
第3章 ホール・ランゲージと生活綴方の交流
第4章 生活綴方における生活と表現
第5章 自己表現力と認識の形成