内容説明
口腔ケアは、要介護者が人間らしい生活を送るためには不可欠な要素となっている。他方、介護保険制度の創設に向けて、要介護認定やケアプランを作成するために用いられるアセスメント項目にも口腔ケアが位置づけられており、看護や介護でも大きなテーマとなってきた。そこで本書では、要介護者に対し、介護保険を見据えながら、訪問診療をどのように捉えて進めたらよいかについて、具体的に述べている。
目次
高齢者がおかれている現状“家族”
高齢者の口腔内(歯、義歯を中心に;軟組織を中心に)
歯科訪問診療(歯科訪問診療の視点;高齢者の特徴と生活背景を理解する ほか)
地域での取り組み(日常臨床のなかの訪問診療;病院歯科における訪問診療への取り組み ほか)
理解を深めるために(指示と責任;嚥下性肺炎と口腔ケア ほか)
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- 和書
- 富岡日記 ちくま文庫