目次
1 自分の“うち”にあるもの
2 自分が生きるのだ
3 力をつける
4 損得を考え直してみよう
5 静かに
6 心の絵模様
7 自分とは
8 人の辿る運命は偶然ではない
著者等紹介
和田重正[ワダシゲマサ]
1907年1月31日、鎌倉で生まれる。旧制浦和高校を経て、昭和5年東京帝大法学部を卒業。「はじめ塾」を設けるなど、若い人たちの人生の友として奉仕の生活を続けてきた。まみず運動、人間のための教育研究会、国に理想をかかげる運動などに参加し、家庭教育を見直す運動を繰り広げる。1993年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あまね
1
教育者である和田さんが、子供たちに語りかける一冊。いのちのこと、生きること、生きていくことをあらゆる視点から語りかけます。素晴らしいところが、答えを出すのではなく、余白を残し、子供たち自身に考えさせるところです。行間にあたたかさが感じられる本でした。家族が手にとってくれることを願って、リビングの本棚にそっと置いておこうとおもいます。2015/07/04
愼
0
子供の頃にしまい忘れた大事な気持ちを思い出させてくれます。2014/10/21
まきお
0
はじめ塾初代塾長の考え方を中高生にかたるエッセイであり哲学書である。 こころが洗われた。 偉大な先生でも悩みは同じである。 1960年代から70年代にかかれたものであるが語っている内容はいまでも十分通用する。子供にも薦めたい。2018/03/11