著者等紹介
斎藤晶[サイトウアキラ]
1928年、山形県生まれ。’47年、開拓農民として単身、北海道旭川市神居町に入植。笹と石だらけの山で開拓農業にいきづまり、自然に対する発想を転換して酪農に転向。牛と牧草と雑草の生態を生かした蹄耕法による自然流酪農を確立。現在、130ヘクタールの土地に130頭の牛を飼う。’99年度山崎記念農業賞受賞
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感想・レビュー
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けんとまん1007
15
深いものがある。酪農という枠にとらわれないことが、たくさんある。時間をかけ、自然に抗うのではなく、その節理に委ねるという姿勢。そう簡単に、委ねるということはできないと思うが、一歩ずつということが基本だと思う。人は自然のごくごく一部にすぎない。それが、自然を管理するというのは、おこがましいのではないか。机上ベースの知識では、絶対に得られないものを、経験の中から紡ぎだしているのだと思う。軸足をどこに置くのか。2015/08/29
めめんともり
1
自然に抗うことなく、地上に天国を作り上げた方。素晴らしい。2015/06/10
yoshi
1
いつか日経新聞に載ってた。本の表紙の顔だけで幸せになれる。2009/05/06