内容説明
「魚」偏に「占」って書いてなんでアユ?タイの皮を捨てるのは、酒の肴をムダにするようなもの。幻の魚、イトウは専用ルアーで釣り上げる。お馴染みの魚の、知れば知るほど味わい深いウラの顔。
目次
春の魚(アイナメ(鮎並・鮎愛女・愛魚女)―美味と珍重される魚の意外な生態、オスは子育てに励む
アマゴ(天魚)―似て否なるヤマメとの違いは、鮮やかな朱色の斑点 ほか)
夏の魚(アオリイカ(煽烏賊・泥障烏賊)―ねっとりとした歯触りと濃厚な旨味が特徴の高級品
アジ(鰺)―刺身,塩焼き,なんでもござれ、人気の秘密は料理の幅にあり ほか)
秋の魚(アマダイ(甘鯛)―“泣き面”のタイは、徳川家康も絶賛の“興津ダイ”
イワシ(鰯)―話題のDHAを豊富に含む食物連鎖を支える“海の牧草” ほか)
冬の魚(アンコウ(鮟鱇)―動かぬ海底の釣り名人、見かけは悪いが味は抜群
ウグイ(石斑魚)―朱色の婚姻色が鮮やかな産卵期の生態は神秘的 ほか)