内容説明
本書には最も日常的にみられる疾患をピックアップし、実際の臨床の場で欲しい知識を掲載している。実際に臨床の場で欲しい知識とは、鑑別診断の方法、そして実際の治療内容である。同じ症状を示す疾患をどのように鑑別診断するのか、どの薬剤をどのくらい継続するのか。これが分からなければ、実際に診療を行うことは難しい。そのため、なるべく臨床の場での実践的な内容を紹介している。
目次
飼鳥編(吐き気を呈するセキセイインコ;警笛音とかすれ声があるセキセイインコ ほか)
ハムスター編(ジャンガリアンハムスターの頬粘膜の(口腔外)脱出
ジャンガリアンハムスターの腹部膨大 ほか)
ウサギ編(ウサギの血尿;ウサギの食欲不振 ほか)
フェレット編(フェレットの後躯麻痺;フェレットの排尿異常 ほか)
著者等紹介
海老沢和荘[エビサワカズマサ]
日本大学卒業。飼鳥野鳥病院での臨床研修を経て、横浜小鳥の病院を開院。飼鳥の生殖器疾患を得意分野とする。鳥類臨床研究会、エキゾチックペット研究会、獣医臨床寄生虫研究会、Association of Avian Veterinarians所属
田中治[タナカオサム]
北里大学卒業。クウ動物病院(大阪市)院長であり、エキゾチックペット研究会の副会長も務めている。外科学分野を得意としている
長堀正行[ナガホリマサユキ]
麻布大学卒業。現在、神奈川県にて飼鳥野鳥病院を運営している
満生香織[マンショウカオリ]
日本大学卒業。2002年より大阪市鶴見区のクウ動物病院に勤務。霊長類を除く動物全般の診療にあたっており、ウサギやフェレット、鳥類などの診療件数も多い。エキゾチックペット研究会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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