内容説明
血のにじむような苦労の積み重ねで完成した砂防えん堤は度重なる地震・地すべり・大崩落により何度も破壊された。猛威をふるう自然災害と闘い、人々の生活を守る熱き心の男たちの物語。
目次
第1章 大山崩壊と暴れ川(安政の飛越地震;大鳶山・子鳶山の大崩落 ほか)
第2章 砂防の父 赤木正雄(立山砂防へ;少年時代 ほか)
第3章 国営・立山砂防事業の発足(砂防工事事務所開設;工事専用トロッコ軌道に着工 ほか)
第4章 砂防現場の「親父さん」(昭和二十六年;空飛ぶバケツ ほか)
第5章 今も続く現場作業と技術の挑戦(次世代の安全を願って;白岩えん提の補強工事 ほか)
著者等紹介
吉友嘉久子[ヨシトモカクコ]
神奈川県横浜市生まれ。北日本放送のラジオパーソナリティーとして18年間、朝の生放送番組を担当。現在、OFFICE・よしとも代表。人材開発協会認定キャリア・カウンセラー。(財)砂防・地すべり技術センター理事。立山カルデラ砂防博物館理事、その他、県や市の各専門委員ほか社会教育、企業研修、講演などに活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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