内容説明
そこは、驚きに満ちた南の楽園。色鮮やかな海、獰猛なまでの緑…万華鏡のような自然と共存する人々は、精霊を模して着飾り、極楽鳥のように舞い、火山のようにエネルギーを炸裂させる。手つかずの自然が残る「最後の秘境」へ、オールカラーの写真で案内する、パプアニューギニア徹底ガイド。
目次
マダン・深い入り江と岬が織りなす風景
ポートモレスビー・珊瑚海に面した古くからの良港
トゥフィ・手つかずの自然が息づく海の秘境
ハイランド・雲の上の別世界
セピック・湿った密林を蛇行する大河
ケビエン・白いビーチ、青いラグーン
ラバウル・火山と共存する独自の文化
アロタウ・のんびりとした南太平洋のほとり
著者等紹介
山口由美[ヤマグチユミ]
旅行作家。神奈川県箱根町出身。旅をテーマに紀行、エッセイ、小説など、幅広いジャンルで執筆
辻丸純一[ツジマルジュンイチ]
1948年生まれ。写真家。1973年よりフリーとして活動を始め、雑誌や広告の分野で活躍、個展も開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ワッピー
30
現地の風物をビジュアルで見るために「鳥になった少年」から派生。ニューギニア島およびニューブリテン島、ニューアイルランド島の見所を紹介。800以上の言語があるPNGでは現代の都市生活と部族の伝統による生活が併在し、高地と海辺のような居住エリアと部族で文化もライフスタイルも大きく違う。場所柄、旧日本軍の遺構や放棄された兵器、またかつての食人の跡を示す洞窟なども出てくるが、人心の穏やかさを強調。とはいえ、よく読むと旅行者が特に都市部の単独行動・夜間外出は控えるべきとも書いてある。美しい海と空、熱帯雨林を堪能。2022/04/26
nimuny
0
パプアニューギニアの概要、旅行先、文化について写真も含め端的にまとめてある良書2024/02/10
やぶやぶ
0
★5 写真がとても綺麗2010/03/09