内容説明
子どもたちは戦争の中でも遊びを忘れることはありません。空襲がはげしくなると防空壕の中でさえこわい「お話し会」の世界にしてしまいます。子どもたちはいつだってあしたがあると信じてる。あの日、あの時、少女の心に焼きついた八つの光景。
著者等紹介
さかもととしえ[サカモトトシエ]
1936年金沢市生まれ。9歳の時終戦をむかえる。1986年藤沢市南市民図書館の臨時職員となる。1996年定年により退職。現在藤沢市総合市民図書館児童室ボランティア。2002年夏、戦争の体験を綴った『あの日 見たこと』(よも出版)を上梓。日本各地の小学校、図書館、文庫に呼ばれ自著の朗読とお話を続ける
夜川けんたろう[ヨカワケンタロウ]
1968年東京・新宿生まれ。1993年イタリア・ベネツィア美術アカデミア入学。1995年ヴェネツィア・アトリエ・アペルト版画工房に入る。イタリア、日本での個展多数。アトリエ月雲舎として装幀、挿絵を手がけた『小さな木の実ノート』(よも出版)の出版がきっかけとなり、2003年からは九州にも活動の場を広げる
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