目次
第1章 視力検査で使うお玉の親戚のようなヤツ
第2章 刺身や幕の内弁当についているビニールのササ
第3章 被害者などの顔写真の両目を隠す黒い短冊みたいなヤツ
第4章 ワープロのキーボードについている小さなポッチ
第5章 映画をテレビで放映するときにできる上下の黒い部分
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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2
『「人間が宇宙へ行くというのも、宇宙に“名前”をつけるための行為であった」と、ある高名な解剖学者が本に書いていました。人間は長い歴史のなかで、あらゆるものに名前をつけまくってきた(↑本文より)』結果、この本が生まれた。トイレをスッポンスッポンして詰まりを取るヤツ→通水カップ。習字を書くときのふわふわの下敷き→毛氈(もうせん)など、クスリと笑える一冊。でも残念ながら、本を置いた途端に忘れてしまいそうな内容である。2009/11/29
mimm
1
95年初版のちょっと古い本だけど、身近なもので名前の分からないモノは今読んでもへぇ、と思うものも。(再読ですが)今はバランやマドラーなんかは、普通に商品名として店頭に陳列されいているけど、今度身近なモノでおや?と思うような品を見つけたら、調べてみようかなという気にもなりました。2011/03/03
6月屋
0
誰もが見た事はあるけど名前は知られていないモノの名前を紹介する、よくあるタイプの雑学本。知らなかった名称は確かに多かったが、紹介文はワンパターンでギャグセンスも今ひとつ。表紙イラストの人物は「あなたのお名前なんてぇの?」のセリフが大流行したトニー谷をイメージしているのか。2016/12/04