内容説明
アララット山に〈ノアの箱舟〉を見た。革命後のロシアからアメリカに亡命した医師ゾボロツキーは戦争中、アララット山で偶然に〈ノアの箱舟〉を目撃し、その木片を持ち帰った。そして、再びアララット山に登り、箱舟の実在を証明せんと躍起になっていた。一方、恋人を亡くしたインディは、心の傷を癒すべく、新たなフィールドワークを求めていた。時はまさに“狂騒の20年代”。とんだ事からカポネに追われるハメになったインディは、ゾボロツキー達と共にトルコへ向かう。彼らを阻止するボリシェビキ党員、謎のオスマン・トルコ軍団。…古代の伝説は“事実”となるか。シリーズ極めつけ第4弾。