内容説明
〈エンドアの戦い〉で共和国軍が帝国軍を打ち破ってから5年後、平和を取り戻していた宇宙に、ふたたび暗雲が…。新指導者スローン大提督により、帝国軍は反撃を開始した。ジェダイの長の生き残りのクボースを味方につけ、ルークやレーアを追うスローンの目的は、ダーク・ジェダイを育て上げることにあった。〈フォース〉を無力にする謎の生物イサラミリ、死んだはずのジェダイの長クボースらが、ルークたちを危機に陥れる!奇才ティモシイ・ザーンが『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』の5年後を描く待望の続編(三部作)の記念すべき第1作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春ドーナツ
19
映画館で初めて観た一般向け映画は「ジェダイの復讐」だった(知らない間に「帰還」に変わっていたけれど)。本書はその五年後を描くスピンオフ作品だ。野田昌宏さんの解説で紹介されている説に唸る。「ジェダイ=時代(劇)」ジェダイジェダイジェダイジダイ。影の主役スローン提督が「宇宙戦艦ヤマト」のデスラー総統のイメージと重なる。「第26章マラ・ジェイドの正体」は**の*だと勘ぐった。ニアピン。カバー裏の見返しが興亡史になっている。旧三部作に寄り添ったものを拾っていきたいので大変助かった(四冊注文)。フォースと共にあれ。2021/01/15
姉勤
16
ジェダイのForce(超能力)を封じるイサラミリという生物の働きにより、密輸組織の首領タロン・カルデに囚われるルーク。カルデに身を寄せる女戦士マラ・ジェイドの正体とルークを恨む因縁が明かされる。帝国軍の干渉を利用し逃亡するルークと追うマラ。そして生き残るための共闘。ルークはライトセーバーを手中に戻し、フォースが使えずとも一部隊を排除し、クライマックスのスルース・ヴァンの宇宙戦に。帝国軍残党を纏めるスローン提督の読みと策戦が冴える。罠に嵌めたルークたちが切り抜けるも、それも策のうちと暗黒の艦隊篇につづく。2015/07/24
おの
2
ノーグリ!!!2011/11/01
2兵
1
下巻。タロン・カードに捕らえられてしまったルークは、イサラミリの影響でフォースが使えない中、精一杯機転を働かせてR2と共に脱出。その後色々あって、あろう事か彼を憎むマラ・ジェイドと共に行動する事に。一方、レイア姫は安全のためにキャッシーク星へ。そしてハンとランドは、ルークが捕らわれているとは知らずにカードの下を訪ねる。最後はスルース・ヴァンで新共和国軍とスローン大提督率いる帝国軍が激突。相変わらず訳がゴチャゴチャしていて読み辛い箇所があるが、上巻に比べればアクション描写も増えたせいか、スラスラ読めた。2019/07/19
ゆき (Kou)
0
続刊はいいかな・・2015/12/07