目次
「生き方」の章(どうして不安を感じてしまうのでしょうか?;毎日を楽しく暮らす秘訣はありますか?;禅寺の一日はどういうものですか?;どうすれば幸せに生きられるか教えてください。;意欲的な子供を育てるにはどうすればいいでしょうか? ほか)
「いのち」の章(生命の尊さを教えるためにはどうすればいいですか?;元気に生きるために大切な心得を教えてください。;「いのち」とはどういうものでしょうか?;「いのち」はどのように活かしていけばいいでしょうか?;考えすぎないためにはどうすればいいでしょうか? ほか)
著者等紹介
板橋興宗[イタバシコウシュウ]
昭和2年宮城県生まれ。海軍兵学校76期。東北大学卒業。28年渡辺玄宗禅師について禅門に入る。越前市・瑞洞院住職、金沢市大乗寺住職などを歴任。平成10年横浜市・大本山總持寺貫首。曹洞宗管長に就任。現在、越前市・御誕生寺祖院住職
池田明子[イケダアキコ]
神奈川県生まれ。臨床検査技師として病院に勤務する中で東洋医学に興味を持つようになり、植物療法(フィトセラピー)全般について学ぶ。平成2年梅沢富美男氏と結婚。平成18年フィトセラピストを養成する学校を設立。講演活動、雑誌掲載、テレビ出演など活動は多岐に渡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobuchika Hotta
2
年間3万人以上の方が自殺によりなくなっている。東日本大震災の犠牲者を大きく上回っている。日常のトラブルにイライラし、鬱々と考えるとき「思考の流れを断ち切る」「今を生きる」ことが大事であると説く。朝起きたら、姿勢を正し足の裏から頭のてっぺんまで息を吸い上げて、吸い上げて、ふっと下腹に降ろす。そこから息を吐いて吐いて、吐ききる。普通の呼吸を3~4回したら、このような呼吸を10回くり返す。これを丹田呼吸という。丹田を意識し、息を吐くほうに集中する。物事を分析的に考えるのではなく、ごちゃごちゃと思考する癖を止める2011/07/22
serori
0
言葉をつながない.体を動かさず,頭だけを回転させることによる弊害.座禅の神髄は,非思量.不思量ではないことに注意.朝起きるときも,「まだしばらく寝たいな...」なんて考えない.時間が来たら起きるだけ.いつも決まった時間に起きる人に精神病の人はいない...2011/12/11
とらじゃ
0
現代人は体を動かさず、考えても仕方のない事をくよくよ考えるようになったので、自殺や精神障害が増加している…なるほど、と納得。ただ死んだらどうなるのか、なぜ人を殺してはいけないのか、という問いへの答えは 少々物足りない…というか、禅宗の限界を見たように思いました。2011/10/26
ぴよぴよ
0
自然に生きるだけでよいということですね。2012/11/23