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感動を与えて逝った12人の物語―1000人の死を見届けた医師が書いた

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784884748616
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0095

目次

1 先生、あやまっちゃダメよ
2 若い医者の勉強になるんだったらこの身は惜しくない
3 先生も今度一度来てみてください
4 幸せ、…幸せ
5 Kより先を歩いた男 仕事人の心意気
6 病棟の小野小町 人生はまさに大木の如し
7 二月に散った命
8 二つの昭和を生きた女
9 一番を目指した男 ホスピスの三宝
10 新しい記憶をつくった女
11 息子は幸せ者です

著者等紹介

大津秀一[オオツシュウイチ]
1976年生まれ。茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、日本尊厳死協会リビングウイル(LW)受容協力医師、2006年度笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務したのち、平成20年5月より東京都世田谷区の松原アーバンクリニックに勤務し、入院・在宅(往診)双方でがん患者・非がん患者を問わない終末期医療の実践を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

caramel

8
著者は緩和医療医。このような話を書き残すのは、死を見つめ生きることを教えてくれたこんなにも素晴らしい方々がいたということを受け継いでいきたいと純粋に思ったからだろう。「死」を考えることで「生」を豊かにできるのだと思う。もう1人も惨めに死なせないという著者の強い気持ちが伝わった。現代では、モラルの低下がみられ、自分優先社会になりがちであるが、「利他に生きるからこそ、人は強く生きられるのではないか」という言葉が心に残った。死生観、人生観を学ぶことで、現代社会の闇にも光が差すのだろう。2014/02/06

michi

4
「死」というものを忌み隠すのではなく、知ることによって恐れや不安は軽減していくものだと思った。死に際してかくあることが出来るか、かくありたい、しかし「あなたはあなたの道をいけばいいの」。「幸せ、幸せ」「ありがとう」言えるように。2010/08/09

runner0298

3
前作が読んで良かったと思わせる作品だったので期待しての読了。やはり本当の言葉には説得力がある。自分の最後はこんな立派な態度でいられるだろうか… 歳を重ねて再読したらまた違う感想になるのかな。2016/01/04

show_yellow

2
老いるということは、大木の幹が残るということ。大切なことはお金や地位でなく、自分の目で見て、自分の人生を生きること。人生の大先輩の貴重な教えが満載。祖母が他界したときを思い出しました。2011/09/22

Willie the Wildcat

2
”緩和医療”医として最も記憶に残る11名の方の人生最期の話を通し、命と人生を改めて考えさせられる話である。 「12人目」が誰であるかは(想像はできるかもしれないが、あえて)楽しみにして読み通すことをお奨めします。2011/07/18

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