内容説明
あらゆる年齢のあらゆる立場の人に通じる人間学の極意書「孝経」をやさしく解説する。
目次
第1講 忘れられてしまった「孝」の精神
第2講 立場に応じた「孝」のあり方
第3講 「孝道」によって国を治める
第4講 世の中の乱れは親不孝から始まる
第5講 親が死しても続く孝の道
第6講 『論語』の中の「孝」を読む
著者等紹介
伊與田覺[イヨタサトル]
大正5年高知県に生まれる。学生時代から安岡正篤氏に師事。昭和15年青少年の学塾・有源舎発足。21年太平思想研究所を設立。28年大学生の精神道場有源学院を創立。32年関西師友協会設立に参与し理事・事務局長に就任。その教学道場として44年には財団法人成人教学研修所の設立に携わり、常務理事、所長に就任。62年論語普及会を設立し、学監として論語精神の昂揚に尽力する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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dexter4620
1
孝経の教えがすいすいと身体に入ってくる良書。伊與田先生や荒井桂先生の本は心に響く度合いが違いますね。2022/03/28
くらぴい
1
著者は安岡師の高弟の立場で、中国古典の孝経を現在は返りみなくなりましたが、登山客に山頂で講話したりしてます。仕事をする上は親孝行も大事というお話です。結局難しいです。
dexter4620
0
約1年ぶり2度目の読了。孝経だけでなく、論語や詩経なども引用しながら孝経の教えを強化しています。本当に分かりやすく、孝を学ぶのに最適の一冊。再読棚に再度戻して、また読む事でしょう。2023/07/13