出版社内容情報
バンドネオンの哀切な調べが流れるブエノスアイレス――アルゼンチンはラプラタ川のほとりでタンゴは育まれた。本書は、豊穣なるタンゴの歴史を、その起源からピアソラ以降まで、「ダンス」「音楽」「文化」といった三つの切り口から、わかりやすくユーモラスに語る。われわれを魅惑してやまないタンゴの小百科。
内容説明
バンドネオンの哀切な調べが流れるブエノスアイレス。アルゼンチンはラプラタ川のほとりで、タンゴは育まれた。本書は、豊穣なるタンゴの歴史を、その起源からピアソラ以降まで、「ダンス」「音楽」「文化」といった三つの切り口から、わかりやすくユーモラスに語る。われわれを魅惑してやまないタンゴの小百科。
目次
第1部 ダンスとしてのタンゴ(ブエノスアイレス、モンテビデオ―社交ダンスの新たなる「契機」の坩堝;タンゴの現象学―カップルダンスにおける即興の発明;タンゴとヨーロッパ―タンゴ契機の世界的普及と変質)
第2章 音楽としてのタンゴ(楽器の起源と音楽スタイルの発明;グアルディア・ビエハから歌タンゴへ;進化し、豊かになる音楽)
第3部 文化としてのタンゴ(タンゴの言葉、文学、詩;タンゴにおける間文化性と混血性;演劇、映画、人文科学、タンゴ発展の証人たち)