著者等紹介
寺田一清[テラダイッセイ]
昭和2年大阪府生まれ。旧制岸和田中学を卒業。東亜外事専門学校に進むも病気のため中退。以後、家業(呉服商)に従事。昭和40年以来、森信三氏に師事し、著作の編集発行を担当する。社団法人「実践人の家」元常務理事。不尽叢書刊行会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちさと
25
「人生二度なし」の真理を根本信条とした森先生の一言教説。○「縁は求めざるには生ぜず。内に求める心なくんば、たとえその人の面前にありとも、ついに縁を生ぜずに到らずと知るべし。」両親が不縁で幼くして養子に出され、苦学生として勉学に励み、戦時中は満州に移るも蔵書は騙し取られたりと、大変な経験を通じて体得した哲学。西田幾多郎先生が森先生のそのあまりの才能に嫉妬して追い出した事もあるらしいので、その辺の経緯も読んでみたい。2022/10/15
かず
19
10月まではシリーズ他の本と共に毎朝始業前に読んでいた。しかし、試験勉強に専念するために中断し、この度、転勤が決まったので持ち帰り、残りを今日読んだ次第。このシリーズがあまりにも良いのでついつい全て買い揃えたが、気に入ったものに限定した方がよさそうだ。そちらの印象が強すぎて、残念ながら一つも頭に残っていない。付箋メモはいっぱいあるのだけれど・・・申し訳ない読み方をしたようだ。今日読んだ中では11月9日「専門分野は無くなり、生きることが専門になった」という記述が心に残った。今を生きる、それに尽きる。2021/03/06
森林・米・畑
13
2022年1月からコツコツと。森信三先生の厳しくもあり、温かい言葉に生きる知恵を得られたらと思いました。つまづいた時のヒントになれば!2022/12/05
しょうご
4
森先生の言葉が骨の髄まで染み渡るようでした。2024/07/28
gontoshi
4
森信三さんの言葉はこころに響くものがあります。腰骨を立てては意識して生活して行きたいと思います。2022/10/07