内容説明
易を学べば人生に大過なし。五千年読みつがれてきた人間学の原典に学ぶ。
目次
第１章 易経の成り立ち
第２章 八卦六十四卦の見方・考え方
第３章 確乎不抜の志を打ち立てる―潜龍の時代
第４章 大人と出会い、徹底的に学ぶ―見龍の時代
第５章 創意工夫によって本物の技を磨く―「君子終日乾乾」の時代
第６章 洞察力を養い、飛躍の時をうかがう―躍龍の時代
第７章 社会に大きな恵みをもたらす時―飛龍の時代
第８章 晩節を汚さないための出処進退―飛龍から亢龍へ
第９章 さまざまな卦が教える生き方の知恵
著者等紹介
竹村亞希子［タケムラアキコ］
名古屋市生まれ。易経研究家。（有）竹村代表取締役。中国古典「易経」をわかりやすく解説する一方、企業経営者や経営幹部に「易経」に基づくアドバイスを行っており、その実績から、数多くのファンとその厚い信頼を得ている。また、「易経に学ぶ企業経営術」「易経とコンプライアンス」「易経からみた成功と失敗の法則」などのテーマで講演活動を行っている。ＮＨＫ文化センター「易経」講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
24
経営者や組織のトップに向けた講演を書籍化したもののようです。日本人の価値観に合った魅了的なリーダー論です。しかも、リーダーではない立場の者にとっても、生きる上で参考にできることが沢山述べられていました。乾為天と火天大有の五爻の陽と陰の違いから、優れたリーダーとはどのような存在か、具体的にイメージすることができました。著者曰く、易経は自分に引き寄せて読むと必ず求める答えが見つかるそうです。本当にその通りだと思いました。2015/03/24
よう
10
タイトルの通り。人生に生かすことができると思った。面白かったし素晴らしい。今の自分の位置、考え方、これからどうなっていくのか、どう考え、どう行動するのが良いのか。今自分がどの龍なのか。将来また読み返したい。2018/05/08
ten ten
6
物事の大局を見通す洞察力が必要とされる現代において 、経営者やリーダーにとっては一読の価値ありだと思います。 読みやすいが難しかった。2025/01/25
Tai
5
乾為天という、最高の卦を中心に話が進められる哲学書。私の生き方の手本になっています。君子終日乾乾す。潜っていた龍がやっと地上に顔を出したところかな。私はまだまだ、修練の時期。飛龍になるために、力を蓄えています！！2012/02/01
西郷どん
3
さらっと読みました。 易経は奥が深いですね。 自分で易をたてられたらいいな。2023/08/03
