内容説明
第一等の人物とは、明末の儒者・呂新吾の著した人間練磨の書が、安岡正篤師を通して蘇える。
目次
第1講 不朽の人間学
第2講 自己改造の哲人・呂新吾
第3講 個の力の根源をなす核とは
第4講 現代社会の“呻吟”の種
第5講 己れを修め人を修める
第6講 人はいかにあるべきか
第7講 道を志す者の七見識
第8講 事を行う者の心得
第9講 人間の九つの品格
第10講 深沈厚重の徳
第11講 学問・政治の要訣
第12講 真の交友のあり方
第13講 政を行う道とは
第14講 東洋の人生観の原理原則
第15講 いま待望される宰相像
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうきなかもと
8
はい。3周目です。3周目になって、安岡先生の解説もいいんだけど、あとがき的にある豊田良平氏の呻吟語の解説がめちゃくちゃ良い。むしろ安岡先生よりも真に迫る感じすらひしひしと伝わってきた。個人的には。2024/04/20
ゆうきなかもと
8
すぐに2周目。2周目でも良い。この騒がしい生活に必要なのは、静けさ、落ち着きなのだと知った。すぐに3周目に入ってしまうだろう。ただし、アマゾンのレビューでも指摘されていたが、誤字があったり、事実誤認としか思えない記述があったりして、編集が甘いのが残念。すでに最新の版では直っているのかもしれないが。しかしそれでも、とんでもなく良い本なので、友人に紹介したりプレゼントしたりしてます。すばらしい本です。心の救いです。2024/03/23
ゆうきなかもと
8
すごい本にであった!病んでいた心が読み進めるほどに回復していった。苦しかったあの日々はすべて消え去った。どれだけ苦しんだかわからないが、本当に本書を読み進めるごとに、苦しみが溶けていくようだった。そして、それに付け加えて、自民党の裏金問題ですらこの本に、どうしてそうなるのかが書いてある。すごい本だ…。2024/03/02
大先生
8
少し遅くなりましたが、2024年最初の安岡先生本です 。1年の初めに安岡先生の本を読んで自分を省みてみる。そして、「あ〜、できていないな。まだまだ駄目だな」と反省するわけです(苦笑)これが、非常に貴重かつ重要な時間なわけです。全ての問題は結局己自身の問題に帰するということを意識しながら、残り11ヶ月を過ごしていきます。できれば、深沈厚重を目指して。2024/02/04
ゆうきなかもと
6
4周目でした。さすがに4周すると読むべき箇所とそれほどでもない場所が意識できるようになるのだが…2024/07/01
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