内容説明
名界の著名人36人が語る「人生の師」論。吉田松陰は「徳を成し材を達するには師恩友益多きに居り」といった。まさに、師との出会いが人生を決める。当代の一流人たちはどういう師に出会い、何を学んだか。
目次
求める心があれば師は無数にある(新井正明)
わが事業25年の伴侶(井川伊勢吉)
無私の心を教えられた三人(水野衛夫)
河合栄治郎と極限の体験(武内俊夫)
純粋に生きることを教えた二人の師(中川順)
反面教師N社長と法華経(鬼塚喜八郎)
無言のうちに教えられた経営者の決断(河合滋)
私の人生を支えた二つの言葉(田中誠二)
温かく見守ってくれる人たち(三富啓亘)
生きる姿勢を教えてくれた人々(有田一壽)
苦労に耐える事を教えた三人の師(八原昌元)
人生のあらゆることから学ぶ(鈴木正雄)
良き師、良き友に巡り会えた人生(坂田勝郎)
「先生」列伝―心の留まる様々な出会い(高橋義孝)
砥石の当たりで無銘刀をきわめる(本阿弥日洲)
見聞皆師―細やかな味覚に学ぶ(辻嘉一)
空手空挙の覇者―一度も会わない沢田正二郎(北条秀司)
老松町の殿さま―細川護立(町春草)
成長の過程で遍歴したわが精神史(武谷三男)
斬るか斬れるかのただ一つ(新藤兼人)
「日々能楽、是能楽」能楽以外に価値はない(金春信高)
不運で得た人生の転機―朝はかならずくる(江崎真澄)
得難き師―大物との出会い(西堀栄三郎)
実生活で身に付けたさりげない知恵の重み(素野福次郎)
社長業40年の歳月から学ぶ(大林芳郎)
真言を語るひと皆、私の先生(岸本新一)
求める心がなければ師はできない(鈴木起男)
攻撃型経営を教えた叔父と戦争体験(大社義規)
一市井の女性のたくましさ(鈴木久章)
人生の原点である六高柔道部(河合滉二)
若き日の出会い、経験がいまに生きる(岸本泰延)
亡くなって初めて師と知る不肖の弟子(山口敏明)
ウイスキー造りから学んだもの(竹鶴威)
よき師、よき兄、よきライバルであった父(岡副昭吾)
念佛者の父から学んだもの(加藤幹夫)
常人を超えるスケールの人(竹井博友)