目次
序章 生きる価値を知った長原和宣さん
第1章 帯広少年院での講演
第2章 中学校、高等学校で体験を語る
第3章 悪の道に進んだ中学、高校時代
第4章 真面目に頑張った陸上自衛隊時代
第5章 覚せい剤に嵌る その1 堕落の道へ
第6章 覚せい剤に嵌る その2 更正
第7章 長原和宣さんのこぼれ話
著者等紹介
斎藤信二[サイトウシンジ]
昭和20年、新潟市生まれ。昭和38年新潟明訓高等学校卒、昭和42年工学院大学卒。金属会社に勤務後、昭和63年、世に灯りを点じるとして結成された「漁火会」に参加。平成3年(株)高木書房代表取締役に就任
長原和宣[ナガハラカズノリ]
昭和43年4月10日、帯広市生まれ。昭和59年3月、帯広市第六中学校卒業。昭和59年4月白樺学園高等学校体育コース入学、昭和61年4月、同校退学。昭和61年7月、陸上自衛隊入隊。昭和62年4月、静岡県立小山高等学校定時制課程編入学、平成2年3月、同校卒業。平成6年4月、陸上自衛隊除隊。平成6年4月、静岡佐川急便入社。平成13年4月長原配送創業、平成19年6月、法人化。平成19年8月、中小企業家同友会入会、平成20年5月、盛和塾入塾。現在、長原グループの代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nekonekoaki
3
地元企業として長原配送の名前は知っていましたが、長原社長の経歴を知るに及んで正直驚きを隠せません。自分の意思とは別の潜在意識が、知らず知らずに求めてしまうクスリの持つ根強い習慣性は本当に怖い。薬物常用者の9割はこれまでの日常に戻ることができないのが実情とされるなかで、彼の立ち直りは稀有のものと言えるのでしょう。現在、長原社長はドリームジャパン北海道代表として自らの体験を伝えるために全国を飛び回っているようです。平成29年7月6日 第1刷発行。2022/05/07
おやおや
1
「みやざき中央新聞」の広告を見て購入。覚せい剤中毒は今までテレビで見てきた事はあったが、ここまで生々しい体験談に触れたのは初めてで、衝撃!! 幻聴、幻視の一節を読んでると、「長原さんのホントの理性からの訴え?」と思った。また、周りのサポートしてくれている人の存在に気づくことの大切さも教えて貰いました。2019/05/20